使い方ガイド

選手・コーチそれぞれの全機能と、Odonata の象徴であるネットワーク分析の読み方を、画面に沿ってくわしく解説します。

このアプリでできること

中心にあるのはシンプルなサイクルです。その間の集計・可視化・予測は、アプリがすべて引き受けます。

1選手

毎日入力する

練習前後のコンディション(睡眠・疲労・痛み・RPE など)を1〜2分で。GPSデータは自動で取り込み。

2アプリ

ためて、予測する

データを蓄積し、機械学習でケガのリスクを選手ごとに予測。変数どうしの関係をネットワーク図に。

3コーチ

見て、判断する

ダッシュボードで異変に気づき、リスク予測・分析で裏付け。負荷設計でメニューを調整。

4チーム

練習に反映する

試合・トレーニング・メディカル・IDPの記録が選手にも共有され、次の入力の動機になる。

役割ごとの画面

役割主な使い方
選手毎日コンディションを入力し、自分の状態・目標(IDP)・ケガ・試合を管理する。スマホでの利用が基本。
コーチ・スタッフチーム全体を見渡し、ケガリスクを予測し、練習負荷を設計し、試合・メディカル・育成を運営する。
管理者コーチ機能に加えて、ユーザーアカウントと権限(スタッフごとに使えるメニュー)を管理する。
初めての方は上から順に、機能を調べたい方は左の目次からどうぞ。図の読み方だけ知りたい方は ネットワーク分析の読み方 へ。

アカウント作成とログイン

アカウントは「コーチが招待コードを発行 → 本人が登録」の流れで作ります。2回目からはログインするだけです。

1

コーチが招待コードを発行

24時間有効・1回のみ

2

本人が招待URLを開く

コード欄は自動入力

3

メール+パスワードを登録

12文字以上・英字+数字

4

自動ログインで利用開始

2回目以降は Face ID でも

はじめての登録(招待コード)

  1. コーチ・管理者から招待URL(または招待コード)を受け取ります。URLを開くと「◯◯さんのアカウントを作成します」と表示され、コード欄は自動入力されています。
  2. メールアドレスパスワード(12文字以上・英字+数字)を入力します。
  3. 「アカウント作成」を押すと登録完了。そのまま自動でログインされ、ホーム画面に移動します。
招待コードは1回限り・有効期限つき(24時間)です。「使用済み」「期限切れ」と出たら、コーチに再発行を依頼してください。「既にアカウント登録済みです」と出る場合は、新規作成ではなく「ログイン」ボタンからログインします。

2回目以降のログイン

  1. メールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」。ログイン状態は最終利用から30日間維持されます。
  2. スマホでは「Face ID / パスキーでログイン」が便利です。パスキーはアカウント設定でいつでも登録できます。
  3. パスワードを忘れたら「パスワードをお忘れですか?」→ 登録メールアドレスを入力 → 届いたメールのリンクから新しいパスワードを設定します。
毎日の入力が続くコツ: スマホにパスキーを登録しておくと、毎朝 Face ID だけでログイン → そのままコンディション入力へ進めます。パスワード入力の手間がないだけで、毎日の入力がぐっと続けやすくなります。

共通操作・画面の見方

どの立場でも共通の、ログインから画面の基本までです。

画面の基本構成

  • 左サイドバー:メニュー。役割によって項目が変わり、現在開いているページがハイライトされます。スマホでは左上の「≡」ボタンで開閉します。
  • 中央:選んだ機能の内容が表示されます。
  • サイドバー上部のセレクトで表示モード表示チームを切り替えます(アカウントの作り方・ログインは 前の章 へ)。

通知(右上のベル)

全画面の右上にあるベルアイコンを押すと通知パネルが開きます。

立場届く通知
コーチ要確認選手(未入力・強い痛み・復帰予定超過)/当日の予定
選手今日のコンディション未入力/普段との大きな変化/今日の予定

未読件数はバッジで表示され、「すべて既読」でまとめて既読にできます(既読状態は端末ごとに保存されます)。

スマホでアプリのように使う(PWA)

スマホのブラウザメニューから「ホーム画面に追加」すると、アイコンから全画面表示でアプリのように起動できます。毎日入力する選手にはこの設定がおすすめです。

アカウント設定

サイドバー最下部の「アカウント」から開きます。

  • メールアドレス変更:新しいアドレスと現在のパスワードを入れて変更。次回ログインから新アドレスを使います。
  • パスワード変更:「パスワードを変更する」でフォームを展開して設定。忘れている場合は「パスワードを忘れた場合」から再設定メールを送れます。
  • パスキー:「この端末にパスキーを追加」で Face ID・指紋を登録(1アカウント10件まで)。生体情報は端末内で確認され、サーバーには送信されません。

言語切り替え(選手のみ)

選手画面では、サイドバーの 日本語 / English ボタンで表示言語を切り替えられます。留学生・外国籍選手向けで、コーチ画面は日本語のみです。

まずやること: 選手は毎日「コンディション入力」を済ませましょう。これがすべての分析の土台になります。

導入・過去データの移行

これまで蓄積してきたデータを活かして、Odonata をスタートできます。

過去データの取り込み

Excel・他アプリ・GPSソフトなどに散らばった過去の試合・コンディション・GPSデータを Odonata に取り込めます。ゼロから貯め始めるのではなく、これまでのデータが入った状態から運用を始められます。

  • 対象データ:試合結果・スタッツ、日々のコンディション、GPS負荷(走行距離・スプリント・加減速・衝撃 など)、ケガ・メディカル記録 など。
  • 初日から分析が動く:データが入っていれば、推移・2期間の比較・ネットワーク分析・チーム傾向などをすぐに利用できます(「データが貯まるまで待つ」必要がありません)。

過去データの分析代行

取り込んだ過去データを分析し、チームが活用できる形にしてお返しすることも可能です。ネットワーク分析や傾向の可視化を過去データに適用し、「どの選手が・どんな時に活躍/離脱しやすいか」といった知見をまとめます。

フォーマットが揃っていない過去データでも、まずはご相談ください。取り込み方法や分析の範囲は、チームの状況に合わせて調整できます。

For Players / 選手向け

コンディション入力

毎日の主役。練習前と練習後の2回に分けて、1〜2分で入力します。

練習前コンディション入力画面:睡眠・疲労などのスライダーが並ぶ
練習前入力。スライダー中心で1〜2分で完了します。
朝・練習前

練習前入力

睡眠・疲労・痛み など(1〜2分)

日中

練習・試合

GPSデータは自動で記録

練習後

練習後入力

RPE・主観パフォーマンス・振り返り

翌朝

コーチが確認

ダッシュボードで異変を検知

入力のタイミング

タブいつ?内容
練習前朝・練習前睡眠・疲労・気分・痛み・体温・体重・筋の張り・やる気
練習後練習・試合の後RPE(運動強度)・主観パフォーマンス

スライダー(VAS)の使い方

多くの項目は 1〜100 のスライダー です。各スライダーの下に「どちら向きが何を意味するか」が書かれています。

  • 睡眠の質 → 深く眠れたほど右へ(100に近いほど良い)
  • 疲労 → 疲れているほど右へ(100に近いほど疲れている)

練習前の入力項目

項目説明区分
本日はオフチーム練習がない日だけ ON任意
睡眠の質1(浅い)〜100(深い)必須
睡眠時間 (h)数値で入力必須
疲労1(快調)〜100(極度)必須
不安・気分の落ち込み1(なし)〜100(非常に強い)
痛みスイッチON→強さ(0〜10)と部位を入力任意
体温 (℃)身体計測。ケガ予測に使用必須
体重 (kg)身体計測。ケガ予測に使用必須
筋の張り1(なし)〜100(非常に強い)必須
やる気1(低い)〜100(高い)必須
メモ気になることを自由記入任意
今日の練習で取り組むこと今日のテーマを一言で。IDPの「関連する目標」を選んでおくと、練習後の振り返りが目標に紐づきます任意

練習後の入力項目

項目説明区分
RPE主観的運動強度 1〜10必須
主観パフォーマンス1(低い)〜100(高い)自己評価必須
今日の練習の振り返りGOOD(できたこと)/MORE(伸びしろ)/次のアクション。朝に目標を設定した日は取り組み度・進捗度(1〜10)も記録し、IDPの評価として自動記録されます任意
メモ試合・練習の振り返りを自由記入任意
痛みの入力: 気になる痛みがあるときは「痛み」スイッチを ON にして、強さ(0〜10)と部位(頭・肩・腰・ハム・膝・足首…)を選びましょう。スタッフが早めに気づけます。
カスタム項目/個人項目: チームが追加した独自の質問が表示されることがあります。「個人」タグの付いた項目は、あなただけが見られる非公開の記録で、コーチ画面・チーム集計・レポートには一切表示されません(「項目設定」から最大20件まで自分で追加できます)。
知っておくと便利:
① 入力を忘れた日は、画面上部の入力日を選び直して遡って入力できます(データの穴をなくすと予測・分析の精度が上がります)。
② チーム練習がない日だけ「本日はオフ」をON。
③ 同じ日に再保存すると上書き更新されます(間違えても入れ直せばOK)。
④ 保存すると連続入力日数と、普段と比べた変化のフィードバックが表示されます。「⚠ 普段のあなたと比べて大きな変化があります」と出たら、無理せず気になる場合はスタッフに相談を。
⑤ ページ下部の直近14日の履歴で、自分の睡眠・疲労・痛み・RPEを振り返れます(大きな変化は黄色でハイライト)。

ホーム

ログインして最初に開く画面。今日やることと自分の状態がひと目でわかります。

上から順に、次のカードが並びます。

カード見えるもの・できること
今日のコンディション入力「練習前入力」「練習後入力」ボタンと入力状況バッジ(✔ 入力済み/未入力)。未入力ならここから1タップで入力へ。
通知未入力リマインド・普段との大きな変化・今日の予定。タップで関連ページへ移動。
あなたの傾向記録から自動算出された自分の傾向(例:睡眠時間が短い翌日は疲労が高い)。記録日数が浅いうちは「記録◯日目」の進捗表示になり、続けるほど傾向が解放されます。
自分の状態期間(7〜90日)と指標(睡眠・疲労・やる気・RPE など)を切り替えられる推移グラフ。試合日は赤い帯で表示。
進行中のIDPいま取り組んでいる目標。「→ もっと詳細」でIDPページへ。
トレーナーからのコメント直近14日のコメント(ある場合のみ)。リハビリ指示などを見逃さずに。
自分の負荷推移(直近14日)GPSの走行距離・スプリント・ACWR などの棒グラフ(試合日はオレンジ)。
直近の戦績チームの勝敗バーと最近の対戦結果。
入力を忘れられない仕組み: ログイン直後、今日が未入力だと練習前入力のモーダルが自動で開きます(21時以降なら練習後入力まで続けて促されます)。「今はやらない」で閉じても、ホームのボタンからいつでも入力できます。

スケジュール/トレーニング

チームの予定とその日の練習メニューを確認します。

スケジュール(閲覧専用)

  • 予定は種類タグで色分けされます(練習/OFF/ST/MTG/試合/遠征/お知らせ など)。
  • 月を ‹ › で切り替え、「今日」で今月に戻り、「月/週」でビューを切り替えられます。
  • 日付や予定をタップするとその日の詳細モーダルが開き、時刻・場所・詳細に加えてリンク(オンラインMTG・地図)や添付資料も確認できます。遠征前夜に集合時刻・地図・行程表をまとめて確認、といった使い方ができます。
  • 練習カードの「トレーニングで開く →」、試合カードの「試合履歴で開く →」で各画面へジャンプ。カレンダー下の「直近の予定」(今日以降・最大5件)からも詳細を開けます。

トレーニング

  • 上部の「前回/今日/次のトレーニング」カードで、次の練習の時刻・場所・メモをすぐ確認できます。
  • コーチがメニューを公開している日は、メニュー詳細ページでドリル構成・コーチングポイント・フィールド図・自分のグループ分け(フル参加/部分参加/リハビリ…)まで見られます。配布資料(PDF)もここから。
  • メニューに動画(YouTube・Vimeo)が添付されている場合は、メニュー画面内でそのまま再生できます。練習の狙いやお手本の共有に使われます。
前日の予習に: 前日の夜に公開メニューを開き、コーチングポイントとフィールド図を頭に入れてから練習に臨むのがおすすめです。欠席した日の内容も、後からメニューと動画でキャッチアップできます。

試合履歴

自分が関わった試合の結果とスタッツを確認・記録します。

  • 絞り込み:表示チーム/「すべての試合」or「自分の出場試合のみ」。
  • 自分の通算スタッツ:出場・先発・出場時間・得点・アシスト・平均コーチ評価。「CSV出力」で自分の記録をダウンロードできます(進路・自己PR資料などに)。
  • 試合カード:日付・大会・スコア(勝ち=青/負け=赤)・対戦相手と、自分のスタッツ・コーチ講評
  • 自己評価の記録:出場した試合には自己評価(1〜10)と振り返りコメントを書いて「保存」。選手が書き込めるのはこの2つで、スタッツ・コーチ評価はコーチ側が入力します。コーチ評価と自己評価のギャップは、次の面談で質問してみましょう。

試合サマリータブ

上部タブを「試合サマリー」に切り替えると、勝敗の割合(ドーナツグラフ)・対戦相手ごとの勝率・試合展開(逆転率/先制逃切率 など)・得点と失点の時間帯分析(5分刻み)をグラフで俯瞰できます。期間・大会・ホーム/アウェイでの絞り込みや、期間A/Bの比較も可能です。

使い方の例: 時間帯分析で「76分以降の失点率が高い」ことに気づき、終盤の集中力維持を自分のIDPのテーマに設定する——という振り返りにつながります。

ケガ履歴(メディカル)

ケガや体調についての情報を入力・確認します。登録内容はコーチ・トレーナーにすぐ共有されます。

ケガ記録画面:登録フォームとリハビリ中・復帰済みのケガカード
ケガ履歴。リハビリ中/復帰済みのカードで自分のケガを管理します。
1

ケガを登録

必須は発生日のみ

2

練習可否を共有

部分参加の範囲も具体的に

3

リハビリ記録

トレーナーが日々追加

4

復帰を登録

「完全復帰」で記録を残す

  1. ケガ・痛みが発生したら「メディカル情報を入力」フォームで登録します。必須は発生日のみ。ただし部位・外傷種類・受傷原因(接触/非接触/オーバーユース…複数選択可)・発生区分(試合/練習/自主トレ…)まで入れると集計が正確になります。
  2. 練習可否」で現状を伝えます。「部分参加」を選ぶと「部分参加で可能な範囲」欄が出るので、「アップとパス練のみ可、対人・スプリント不可」のように具体的に書きます。
  3. 受診したら「受診あり」+病院名・診断・症状、復帰予定日を追記します。
  4. トレーナーが付けたリハビリ記録(日付・種類・回・強度)は各カードで閲覧できます。

復帰の登録

治ったケガは、該当カードの「復帰した(完全復帰)」ボタンから自分で復帰を登録できます(当日付で登録)。そのケガは「復帰済み」となり、スタッフ側の復帰予定の追跡にも反映されます。選手側から取り消しはできないため、トレーナーの許可を得てから押しましょう。

ケガサマリータブ

ケガサマリー」タブでは、自分のケガの月ごとの発生数や、発生区分・受傷部位・受傷原因の割合をグラフで確認できます。月別比較で昨季と今季の同月を見比べることも可能。「オーバーユースが多い」とわかれば、トレーナーと補強メニューを見直す——という予防への活用がおすすめです。

IDP(個人育成計画)

自分の成長目標を立てて、週次で自己評価し、面談で振り返ります。

IDP(個人育成計画)画面:目標サマリー・進行中の目標・修了ログ・面談記録
IDP。目標サマリー・進行中の目標・修了ログ・面談記録が並びます。
設定

目標を立てる

期間・カテゴリ・アクション

毎日

練習ノート

入力時の GOOD/MORE が紐づく

週1回

自己評価

取り組み度・進捗度(1〜10)

面談

コーチと振り返り

コーチ評価・面談記録 → 達成/中止

  1. + 目標の追加」で登録します:期間(長期/中期/短期)・カテゴリ(技術/フィジカル/メンタル/戦術/その他)・目標内容(例:試合終盤でもスプリント回数を落とさない)・具体アクション(例:週2回の加速走)。
  2. 週に1回、進行中の目標カードの「自己評価」から取り組み度(1〜10)・進捗度(1〜10)・振り返りを記録します。
  3. 推移」ボタンで取り組み度(紫)・進捗度(青)の折れ線グラフを確認。「練習ノート」ボタンでは、コンディション入力でこの目標に関連付けた GOOD/MORE の記録を読み返せます。
  4. 達成・中止の切り替えや面談記録の作成はコーチが行います。「面談記録」セクションで面談内容とフォローアップ日を確認しましょう。

個別分析

自分のデータを深く掘り下げる分析ページ。2つのタブがあります。

  1. ネットワーク分析:期間(初期値は過去30日)と変数を3〜15個選んで実行します。プリセット(睡眠とリカバリー/負荷と疲労/メンタルと調子/ケガの予兆…)を使うと迷いません。図の下には、分析期間の推移グラフ(各項目の時系列推移を、ケガ=赤点線・体調不良=青点線のマーカー付きで表示)も並びます。
  2. 2期間の比較:「ケガの前後」「好調期と不調期」など2つの期間を並べて比べます。「イベントを基準に前後比較」で自分のケガ・IDP設定・試合などを選ぶと、その前後の期間が自動でセットされます。

結果の読み取り(自動解釈文)

分析を実行すると、図の下に「結果の読み取り」として、見つかった関係を日本語の文章で自動解説します(例:「睡眠の質が高い日は、同じ日のやる気も高いことが多いようです」)。関連の強いもの・弱いもの・一見意外なものに分けて表示され、文にふれると図の該当する線がハイライトされるので、図と文章を行き来しながら読めます。

ネットワーク図の読み方は最重要ポイントです。 → ネットワーク分析の読み方へ

プロフィール・項目設定・アカウント

自分の情報と入力項目、セキュリティの設定です。

  • プロフィール:氏名、競技プロフィール(生年・身長・体重・ポジション等)を確認。競技プロフィールは閲覧のみになりました。内容の変更が必要なときはスタッフに依頼してください(スタッフの「選手管理」画面から編集されます)。
  • 項目設定:自分用のカスタム入力項目(個人項目)を設定。
  • アカウント設定:パスワード変更、パスキー(生体認証)などのセキュリティ。

For Coaches / コーチ・スタッフ向け

表示モード・表示チームの切替

サイドバー上部に2つの重要なセレクトがあります。

セレクト役割
表示モード複数の役割を持つ場合、選手/コーチ/staff/admin を切替
表示チーム「全チーム」または特定チームを選ぶと、すべてのコーチ画面の対象がそのチームに絞られます
分析や一覧が「思った選手と違う」ときは、まず 表示チーム を確認しましょう。

※ スタッフは権限設定により、表示されるメニューが一部制限される場合があります。

チームを見る

チーム全体や個々の選手を見渡す機能です。

ダッシュボード

ダッシュボード画面:入力状況・選手ステータス内訳・戦績・コンディション・負荷推移
ダッシュボード。予定 → 要確認 → 入力状況 → ステータス内訳 → 戦績 → チームグラフの順に並びます。

ログイン直後に開く画面。「今日なにがあるか」「誰を気にかけるべきか」を数十秒で確認できるよう、上から順にカードが並びます。

カード見えるもの・使い方
本日の予定/次の予定今日と直近の予定。全チーム表示のときはチーム名バッジ付き。
要確認の選手気にかけるべき選手を自動抽出(下記)。
コンディションメモ選手が今日・昨日のメモに書いた自由記述の一覧。夜に書かれた練習後メモを翌朝ここで拾えます。
本日の入力 KPI練習前・練習後それぞれの入力数(◯/◯)。クリックで未入力の選手一覧を展開し、声かけに使えます。
選手ステータス内訳フル参加/部分参加/リハ中/全休/直近14日に復帰 の人数。セルクリックで該当選手を表示。
直近の戦績・各サマリー試合サマリー・IDPのKPI(前日比の矢印付き)・怪我サマリーの要点を集約。 → サマリーの見方へ
チーム平均コンディション/チーム負荷推移期間・指標を切り替えられるチームグラフ(試合日は赤帯)。ACWRや走行距離の推移から週の強度を判断できます。

要確認選手(自動アラート)

気にかけるべき選手を自動で抽出し、ダッシュボードと「要確認」リストに表示します。次のいずれかに該当すると挙がります。

抽出基準内容
未入力3日以上コンディションが入力されていない
強い痛み直近の入力で痛みが 7/10 以上
復帰予定超過復帰予定日を過ぎたのに復帰登録がないケガがある
コンディション悪化本人のふだんの値を基準に、睡眠・疲労・やる気などの悪化を自動検知。「直近値が本人平均から大きく逸脱(急性)」「直近14日でじわじわ悪化(トレンド)」の2通りで判定します
  • 赤(重要)=痛み7以上・復帰予定超過・複数項目の悪化、黄(注意)=コンディション悪化、=3日以上未入力、で色分けされます。
  • アラートをクリックすると、その選手の選手詳細のコンディションタブに直接移動し、該当指標の推移グラフが強調表示されます。何が悪化しているかをすぐ確認できます。
「本人基準」がポイント: チーム平均との比較ではなく、その選手自身の過去28日の平均とばらつきから逸脱を判定します。もともと数値が低め/高めの選手でも、その選手にとっての異変を拾えます。

選手一覧・選手詳細

  • 選手一覧:登録選手を一覧表示。ポジション別のセクション(FW/MF/SH/SB/CB/DF/GK)にグループ化され、チーム絞り込みにも連動します。
  • 選手詳細:個々の選手を「プロフィール/コンディション/ケガ履歴/試合」の4タブで横断的に確認。試合タブでは通算スタッツと試合別の記録表(CSV出力対応)、ケガ履歴タブではその選手のケガサマリーと履歴表(復帰会議用のメディカルPDF出力付き)を確認できます。ページ上部の「← 前の選手/次の選手 →」(キーボードの ←→ でも可)で、一覧の並び順のまま次々に選手を確認できます。

この選手の特徴(標準得点レーダー)

選手詳細のプロフィールタブに、チーム内での立ち位置がひと目でわかるレーダーチャートが追加されました。コンディションとGPSの各指標を標準得点(T得点)に換算し、2枚のレーダーで表示します。

  • コンディション:外側ほど良い状態。「疲労の少なさ」「不安の少なさ」のように、悪い方向の項目は肯定形に反転して表示されます。
  • GPSプロファイル(分あたり):外側ほどチーム内で多い。良し悪しではなく走行の特徴を表します。
  • 期間(シーズン全体/直近7・28・90日/カスタム)と比較対象(チーム内/全チーム)を切り替え可能。GPSは試合のみ/練習のみの集計にも切り替えられます。
  • 過去の自分との比較:直前の同期間(またはカスタム期間)を重ねて表示し、成長・変化を確認できます。
  • 各指標にはチーム内順位が表示され、クリックするとランキング全体(順位・値・T得点)がモーダルで開きます。

※ コンディションタブには直近30日の推移グラフ(本人平均±1.5SDの帯付き)と日別の生データ表があり、普段と比べて大きな変化があった項目は ◆ で強調されます。各日の行からトレーナーコメントを記入でき(選手本人も閲覧可)、期間を選んでPDFレポートも出力できます。

コンディション(概観・代行入力)

  • 代行入力:選手が入力できないとき、選手・日付を選んでコーチが代わりに入力(練習前/後タブ、選手と同じフォーム)。過去日への遡り入力も可能です。選手が既に入力済みの任意項目は消えず、送信した項目だけが上書きされます。
  • 項目別 現在値:期間(直近7〜90日/期間指定)と、チーム平均/個別選手、参加区分で絞り込んで確認。各項目に前期間(同じ長さの直前期間)との増減が ▲▼ で表示され、良くなっているのか悪くなっているのかが数字を追わなくてもわかります。
  • 項目別 選手比較/選手別テーブル:特定日の全選手を横棒グラフで比較(ポジション・昇順/降順の指定可)。選手別テーブルではその日の全選手×全項目をヒートマップで一覧でき、未入力は「—」、参加状況バッジ(フル=緑/部分=黄/リハのみ=紫/全休=赤)付き。朝のひと目チェックに便利です。
  • 表示スケールの切替(生値/z得点/ステン):数値を個人内で標準化した値に切り替えられます。z得点は「本人の平均からどれだけ離れているか」(平均0・SD1)、ステン得点は同じ内容を1〜10で表したもの(平均5.5)。選手どうしの比較や異変の発見は標準化表示が便利です(基準期間も選べます)。

試合・トレーニング・予定・メディカル・IDP

日々の運営に関わる機能です。

試合

試合レポート画面:試合情報・スタメンのピッチ図・出場記録テーブル
試合詳細。試合情報/相手分析資料/スタメン・ベンチ(ピッチ図)/得点の詳細/出場記録を1試合ずつ管理。
1

試合を登録

スコア+得点の詳細(分まで)

2

スタメンを配置

ピッチ図 →「反映」で一括登録

3

評価・講評を入力

選手は自己評価を記入

4

サマリーで傾向

時間帯分析・対戦相手別勝率

  • 試合一覧:登録された試合を管理。ページ上部に試合サマリー(戦績・時間帯分析など)。
  • 新規試合:試合日・対戦相手・大会・チーム(必須)・H/A・フォーメーション・スコアを登録。得点/失点の数を入れると「得点の詳細(分・得点者・アシスト)」の行がスコアの数だけ自動で現れます。分まで入れておくと時間帯分析に反映されます。
  • 試合詳細:スコア・メモの編集(CSV/PDF出力対応)に加えて、相手分析資料の添付(PDF/画像/Excel/動画・10MBまで)、スタメン・ベンチ(フォーメーションに連動したピッチ図に選手を配置し、「反映」で出場記録に一括登録)、得点の詳細/試合イベント(交代・カード・負傷などを時系列で記録)、出場記録(出場・先発・分数・得点・評価1〜10・コーチ講評。選手の自己評価・コメントもここで読めます)。

イベント分析(映像を見ながらプレー記録)

試合詳細の「イベント分析」では、手元の試合映像(サーバーには送信されません)を再生しながらピッチ図をクリックすると、パス・シュート・タックルなどのプレーを位置情報付きで記録でき、選手別スタッツが自動集計されます。キックオフなどで位置を1回合わせると再生位置が試合時計に自動変換され、記録済みイベントの時刻をクリックすれば3秒前から頭出し再生。「IDP(選手を絞る)」モードにすれば育成対象の選手のプレーだけを集中的に記録し、パス成功率などを面談資料にできます。

トレーニング・メニュービルダー

  • トレーニング:練習セッションをカレンダーで管理。
  • メニュービルダー:ドリル・出欠グループ・フィールド図を1枚のメニューにまとめ、PDF出力・選手へ配布。 → 詳しい使い方へ

スケジュール/メディカル/IDP概観

  • スケジュール:チームの予定を作成・編集(選手画面に反映)。
  • メディカル:「+新規ケガを登録」で記録します(必須は選手と発生日のみ。部位26項目・外傷種類27項目・受傷原因は複数選択可・発生区分・診断まで入れると集計が正確に)。「練習可否」は 通常参加/部分参加/完全休養/リハのみ の4区分で、部分参加を選ぶと可能な範囲の欄が現れます。この区分はダッシュボードのステータス内訳・リスク予測の負傷バッジ・メニュービルダーのグループ分けと連携します。回復段階に応じて「部分復帰」→「完全復帰」ボタンで復帰登録(復帰済みカードはグレー表示になり、離脱日数を自動計算)。「リハビリ記録」で日々のセッション(種類・回数・強度1〜10・内容)を積み上げると、選手も自分の画面で閲覧できます。選手が入力した受診先や、選手自身による復帰登録もここに反映されます。ページ上部に怪我サマリー
  • IDP 概観:全選手の目標・評価・面談を俯瞰。ページ上部の目標(IDP)サマリーで設定率・達成率や「進行中◯名/未設定◯名」がすぐわかり、未設定の選手は黄色いカードで表示されるので目標設定のフォロー漏れがすぐわかります(進行中の目標数順に並びます)。各選手のIDP詳細でコーチができること:目標の追加・ステータス変更(達成/中止。達成できなかった目標は削除ではなく「中止」にして修了ログに残すのがおすすめ)/試合スタッツ指標の紐づけ(例「スプリント回数・1試合平均・15以上」→ 試合のたびに実績値と達成・未達バッジを自動表示。イベント分析で記録したスタッツと連携)/選手の週次自己評価へのコーチ評価(1〜10)・コメント(推移チャートで本人評価とのギャップが見えます)/面談記録(面談日・内容・フォローアップ日。選手側にも表示)/個別メニューの添付(PDF等・10MBまで。紙の配布が不要に)。
メディカルの「削除」はケガ記録とリハビリ記録を完全に消します。治った場合は削除ではなく「完全復帰」で記録を残すのが正しい運用です(削除は誤入力時のみ)。

スケジュールの補助機能

  • 複数日をまとめて登録:同じ予定を「日付を追加」で複数日ぶん一括登録、または開始日〜終了日の期間指定で登録できます(合宿・連戦の登録がラクに)。
  • 種類とリンク・資料:種類(練習/OFF/ST/ミーティング/試合/遠征/お知らせ…)で色分けされ、リンクURL(オンラインMTG・地図)や資料ファイル(10MBまで)を添付できます。種類を「試合」にすると対戦相手などの専用項目に切り替わり、試合管理に試合レコードが自動作成されます。
  • スタッフのみ閲覧可:チェックを入れた予定は選手には表示されず、スタッフ間の共有用にできます(選抜ミーティングなどに)。
  • 表示倍率(ズーム):カレンダーの「−/+」で表示の大きさを調整。「今日」ボタンで今日の位置に戻れます。
  • PDF出力:表示中の月の予定表(A4横)をダウンロードできます。
二重登録は不要: トレーニング管理・試合管理で登録した練習・試合は自動でカレンダーに表示されます。スケジュール側で重ねて登録する必要はありません。
試合・ケガ・目標の各ページ上部には、期間で絞り込めるサマリー(集計ビュー)があります。 → サマリーの見方へ

サマリー(集計ビュー)

試合・ケガ・目標を、期間で絞り込んでグラフで俯瞰する集計ビューです。各ページの上部に表示され、グラフをクリックすると該当データの一覧へ絞り込めます。

試合サマリー

試合ページの上部に表示されます。期間・大会・H/A(ホーム/アウェイ/中立地)・対戦相手で絞り込めます。

  • 勝敗の割合:勝・分・敗をドーナツで表示。
  • 対戦相手ごとの勝率:相手別の成績を一覧。
  • 試合展開(逆転・逃切り):リードを守り切った/逆転したなど、試合の流れの傾向。
  • 得点・失点の時間帯分析(5分刻み):どの時間帯に取って/取られているかを可視化。期間表示/期間比較を切り替えでき、得点と失点を「分けて/まとめて」表示できます。
時間帯分析は分数(時間)が登録された得点・失点だけを集計します。分数・得点者は、新規試合登録時または各試合詳細の「得点の詳細」で入力してください。

怪我サマリー

メディカルページの上部(およびダッシュボード)に表示されます。表示は2モードです。

  • 期間表示:月ごとの怪我発生数(棒グラフ)と、受傷場所・受傷部位・受傷原因それぞれの割合(3つの円グラフ)。期間は 3ヶ月/12ヶ月/全期間、または月を指定。
  • 月別比較:2つの月を並べて、発生数と各割合を見比べられます。
棒グラフの月や、円グラフ・凡例の項目をクリックすると、その条件(月・部位・原因・場所)の受傷記録一覧へ絞り込みされます。凡例の「未入力」をクリックすれば、原因や部位が入っていない記録の入力漏れ点検にも使えます。

目標(IDP)サマリー

IDP 概観ページの上部に表示されます。

  • IDP設定率:目標を設定済みの選手の割合(設定済み◯/全◯名)。
  • 達成率:全目標のうち達成した割合(達成◯/全◯件)。
  • 進行中◯名/未設定◯名:ひと目で取り組み状況を把握。
  • 選手カードは進行中の目標数が多い順に並び、目標の期間タイプ別の件数や修了ログ件数も表示されます。
ダッシュボードにも要点が集約: コーチのダッシュボードには、直近の戦績(試合サマリー)・IDPのKPI(前日比の矢印付き)・怪我サマリーがまとめて表示され、チーム全体の状況をひと目で確認できます。

メニュービルダー(トレーニングメニュー作成)

ドリル・出欠グループ・フィールド図を1枚のメニューにまとめ、PDF出力・選手への配布までを一画面で行えます。

どこから開く?

  • コーチ画面の トレーニング →「メニュー作成」から新規作成。
  • 作成済みメニューは、そのメニューを開いて編集できます。
  • トレーニングのセッションから開くと日付などが引き継がれ、メニューと練習セッションが自動でひもづきます。

作成の流れ(6ステップ)

1

セッション情報

日付・時間・場所・テーマ

2

出欠・グループ

ステータスで自動同期も可

3

ドリルを追加

ライブラリから再利用も

4

フィールド図

必要なら作図して添付

5

保存

こまめに

6

配布・PDF

公開ONで選手に表示

画面右上に未保存の変更を示すドットが出ます。「保存」を押すまで変更は確定しません。こまめに保存しましょう。

① セッション情報

項目内容
日付 必須このメニューの実施日。
開始/終了時刻練習の時間帯。
場所例:中央グラウンド。
テーマ例:ビルドアップ/ハイプレス。PDFの見出しにも表示。
FP人数/GK人数フィールドプレーヤー・GKの人数。
動画URLYouTube・Vimeo のURLを添付すると、選手のメニュー画面に埋め込み動画として表示されます。
メモ全体に関する補足。

※ ここで入れた日付・時間・場所・テーマは、ひもづく練習セッションにも自動で反映されます。

② 出欠・グループ管理

選手を参加状況ごとのグループに振り分けます。標準で次のグループが用意されています。

グループ用途
フル参加(FP)通常どおり全メニュー参加
部分参加一部メニューのみ可
リハビリリハビリメニュー中心
欠席オフ・欠席
GKGK

3つのボタンで効率よく振り分けられます。

  • 📊 ステータスで同期:その日のコンディション入力とケガ情報から自動で振り分けます。
    ・「本日はオフ」または痛み7以上 → 欠席(メモに「オフ」「痛み◯/10」)
    ・ケガの参加可否が「部分参加/リハビリのみ/全休」 → それぞれ部分参加・リハビリ・欠席(できる範囲のメモ付き)
    ・ポジションがGK → GK、それ以外 → フル参加
  • 前回から引き継ぐ:直近のメニューのグループ構成を読み込みます。
  • +グループ追加:独自のグループ(名前・色)を追加できます。各選手にメモも付けられます。
「ステータスで同期」はあくまで下書き(候補)です。自動分類のあと、手で調整してから保存してください。

③ ドリル構成

「+ドリルを追加」または「ライブラリから追加」で、練習の各メニューを並べます。1つのドリルに次を入力できます。

項目例・内容
ドリル名例:4v4+3/クロス&フィニッシュ
時間(開始・終了)例:0:00〜15:00。「W-UP後」「30分」などラベルでも可
FP人数そのドリルの参加人数
フィールド(幅×縦)例:27.5 × 24 m
詳細(箇条書き)ルールや条件を「+」で複数行(例:×Ballout → Throw-in)
コーチングポイント狙い・キュー(声かけのポイント)
フィールド図下記エディタで作図して添付

※ ドリルはドラッグ等で並べ替えでき、その順番がそのままメニュー・PDFの並びになります。

④ フィールド図エディタ

各ドリルの「フィールド図を描く」を押すと、ホワイトボード感覚で図を作れます。描いた図はメニューとPDFに表示されます。

分類使えるもの
選手・動きFP(⊙)・GK(○)・矢印・ライン・5.5mライン・テキスト・フリーハンド
器具コーン・マーカー・ボール・ラインマーカー・フラットマーカー・ミニゴール・人形(マネキン)・ミニハードル・ポール・ラダー・バランスディスク・ジャンプボックス・メディシンボール
線・色実線/点線、6色のカラー、フリーハンドの太さ
背景コート種類の切替+背景色(芝グリーン・濃いグリーン・土・グレー・ダーク・白)
操作選択して移動・削除、元に戻す(undo)、クリア

描き終えたら「保存」でそのドリルに図が添付されます。

ライブラリとテンプレートで再利用

  • ドリルライブラリ(📚):よく使うドリルを保存しておき、別のメニューにワンクリックで追加。名前で検索でき、よく使う順に並びます。
  • テンプレート(📋):メニュー全体(ドリル構成+グループの枠)をひな型として保存。テンプレートを適用すると、日付を指定して新しいメニューを一気に作れます(選手の割り当ては空の状態から)。

⑥ 保存・配布・PDF出力

  • 保存:セッション情報・グループ・ドリルをまとめて保存します。
  • 配布(公開):ボタンで公開のON/OFFを切り替えます。配布をONにしたメニューだけが選手に表示されます。
  • PDF出力:A4横で「ドリル構成/フィールド図/出欠・グループ」の3カラムに整形して出力。印刷やボード掲示に便利です。
その日のGPS実測データがあるチームでは、PDFの上部に当日の走行距離・高速走行・スプリントのサマリーが自動で入ります(GPS連携チームのみ)。
配布を忘れずに。 保存しただけでは選手に表示されません。選手に見せるには「配布(公開)」をONにしてください。

選手側の見え方

配布されたメニューは、選手のトレーニング画面のその日付に表示され、ドリル内容・フィールド図・自分がどのグループかを確認できます。動画URLを添付した場合は、埋め込み動画もその場で再生できます。

傷害発生リスク予測 + 練習負荷設計

機械学習で各選手のケガ発生確率を予測します。 GPS連携チームのみ

この機能は GPS 負荷データを入力に使うため、GPSを導入し、API連携しているチームのみで利用できます。GPS未導入のチームでは表示されません。

このモデルについて(大切な前提)

  • 過去の怪我データから構築しています。 これまで蓄積してきた選手の受傷記録と、GPS・コンディションの履歴をもとに、機械学習で予測モデルを作っています。データが積み上がるほど精度の向上が期待できます。
  • 対象は「非接触系」の怪我に限ります。 肉離れ・筋損傷・腱や関節への負担など、自分の身体の状態(疲労・負荷の蓄積など)から起こるケガを想定しています。相手との接触による打撲・骨折などの偶発的・接触系のケガは予測の対象外です。
  • モデルは万能ではありません。 スコアは「データから見たリスクの目安」であって、確定診断ではありません。低スコアでも痛みや違和感があればそちらを優先し、高スコアでも実際の状態を必ず確認してください。
あくまで意思決定の材料として使ってください。 リスク予測は、コーチ・トレーナーが練習量や起用を判断するときの補助情報のひとつです。最終的な判断は、選手の主観・メディカルの所見・現場の目と合わせて、人が行ってください。

リスク予測の使い方

1

予測を開始

全選手のリスクを算出(数十秒)

2

要因を確認

なぜ高いのかを分解表示

3

負荷を設計

1日/1週間をシミュレーション

4

メニューに反映

「▼改善」を確認して当日の練習へ

チーム全体のリスクサマリ:高リスク・中リスク・低リスク・負傷離脱の人数と要注意アラート
リスクサマリー。高・中・低リスク/負傷離脱の人数と警告バナー。
高リスク選手のリスク上昇要因の分解表示
リスクを上げている要因。「なぜそのスコアか」を要因分解で確認。
  1. 「予測を開始する」を押すと、最新データ(GPS+コンディション)を取得して全選手のリスクを計算します(数十秒。結果は保存され、次回は前回の結果がすぐ表示されます)。
  2. 各選手のリスクスコア(%)が色分けで表示されます。各カードの「リスクを上げている要因」バーで、走行距離の急増・前回ケガからの日数・睡眠の乱れなど「なぜそのスコアなのか」がわかります。
  3. 負傷・離脱中の選手には負傷バッジ(全休/リハのみ/部分参加+部位)が付き、マウスを載せると診断・復帰予定のツールチップが出ます。
リスク意味・対応
濃い赤高リスク過去に怪我が起きた状況とよく似ている — 練習量の制限を検討
オレンジ〜黄中リスク注意すべき兆候がやや多い — モニタリングを強化
低リスク通常通り
低リスクは「青」です: 緑は色覚多様性(1型・2型)で高リスクの赤と区別しづらいため、低リスクはで表します。高低の区別が誰にでも伝わるようにするための配色です。
  • スペクトラム表示:低〜中リスクは青→黄→オレンジのグラデーション上に現在位置(●)が示され、「同じ低リスクでもどのあたりか」まで読み取れます。高リスクだけは意図的に切り離した濃い赤で警告されます。
  • しきい値:高・中・低の境目は固定の%ではなく、モデルが学習した基準値(キャリブレーション済み)で判定されます。絶対値そのものより、「普段と比べて上がっているか」「チーム内で誰が高いか」という相対比較で見るのがおすすめです。
  • 結果の保持:予測結果は保存され、ページを開き直しても前回の結果がすぐ表示されます(再実行すると更新)。

スコアの算出方法(参考)

  1. 各選手のGPS・コンディションを読み込み
  2. Z-score標準化(選手ごとの過去平均・標準偏差で正規化)
  3. ラグ・ローリング平均・ACWR など 200以上の特徴量を生成
  4. 学習済みモデルで予測確率を算出
  5. 各選手について「なぜそのスコアか」の要因を分解

練習負荷設計(1日シミュレーション)

選手をクリックすると 練習負荷設計モーダル が開きます。強度プリセット(低/中/高=その選手自身の実績の25/50/80パーセンタイル基準)またはスライダー(走行距離・ハイスピード距離・スプリント…の6本)で翌日の負荷を設計し、「ケガリスクを予測」。変更前(○)→変更後(●)の位置がリスクのスペクトラム上に「▼改善/▲悪化」付きで示され、負荷を変えるとリスクがどう動くかが直感的にわかります。

1週間プラン(日別リスク予測)

モーダルの「1週間プラン」タブでは、今日から7日間の練習計画を立てて、日ごとのケガリスクの推移を予測できます。

  1. 各日の強度を オフ/低強度/中強度/高強度/試合 のプリセットから選びます(チーム共通の設定)。
  2. 「1週間のケガリスクを予測する」を押すと、選手ごとの日別リスクが表示されます。
  3. 「この日は高強度にすると誰のリスクが跳ねるか」を見ながら、週の負荷配分を調整します。
  • プリセットの負荷量は、各選手の過去実績に合わせて自動換算されます(同じ「高強度」でも選手ごとに現実的な数値になります)。
  • 日別のGPS詳細設定:特定の日だけ走行距離などのGPS数値を直接指定することもできます。指定した日はプリセットに代えて、その数値が全選手共通の絶対値として使われます。
  • 選手×日ヒートマップ:チーム全体の7日間リスクがヒートマップで表示され、セルをクリックすると選手・日を切り替えられます。「木曜に赤が出る選手だけ個別に強度を下げて再予測」といった調整ができます。
  • 信頼度マーク:学習データにほとんどないパターンの日には ※(中)や !(低)が付きます。そうした日の予測は参考程度に扱ってください。
週間プラン設計画面:曜日ごとに練習強度を選択
1週間プラン。各日に オフ/低/中/高/試合 を割り当てて予測。
計画した1週間の負荷によるリスク推移のシミュレーショングラフ
リスク推移。計画した負荷で7日間のリスクがどう動くかを事前に確認。

個別分析(ネットワーク)

選手・チームのデータを多角的に分析する、このアプリの分析の中心。4つのタブがあります。

タブ何ができる?
ネットワーク分析1人の選手の変数どうしの関係を図にする
2期間の比較同じ選手の2つの期間(平均値・ネットワーク構造)を並べて比べる
チーム傾向チーム全体に共通する変数間の関係を図にする
特徴レーダー選手の特徴を標準得点(T得点)化してレーダーチャートで俯瞰する

ネットワーク分析タブ

  1. 選手・期間を選ぶ。
  2. 変数を3〜15個選ぶ(コンディション=青、GPS負荷=赤)。
  3. 「個別変数」か「合成変数」モードを選ぶ。
  4. 「分析を実行」。
  5. 図の下のエッジ閾値スライダーで、弱い関係を隠して見やすくできる(再分析不要)。

下部に分析期間の推移グラフ(ケガ=赤点線、体調不良=青点線)も表示されます。

分析を助ける補助機能

  • 結果の読み取り(自動解釈文):分析後、見つかった関係を日本語の文章で自動解説します。関連の強いもの・弱いもの・一見意外なもの(例:ふつうは負の関係になりそうな組み合わせが正)に分けて表示。文にふれると図の該当する線がハイライトされ、図と文章を行き来しながら読めます。
  • 変数の選びすぎを事前に警告:データ日数に対して変数が多すぎる場合、実行前に警告が出ます。結果が不安定になるのを未然に防げます。
  • ノードの固定・エッジの詳細:ノードはドラッグで位置を固定でき(ダブルクリックで解除)、エッジをクリックすると係数と当日/翌日対比の詳細カードが開きます。
  • ズーム倍率の表示:ネットワーク図の拡大・縮小率が左上に表示され、係数の数字もマウスを載せた線に連動してハイライトされます。
  • 進捗バー:分析中はプログレスバーが表示され、待ち時間の目安がわかります(傷害リスク予測でも同様)。

2期間の比較タブ

2期間比較画面:期間①と期間②の平均値・ネットワーク構造を並べて表示
2期間の比較。「ケガの前後」「好調期と不調期」を並べて検証できます。
  • 期間①(青)と 期間②(橙)を指定。
  • イベント基準の前後比較:怪我・復帰・IDP・試合・チーム移動などを選び、「前後◯日」(前後1ヶ月〜1年)で2期間を自動設定(当日は除外)。
  • 平均値の比較:各項目の平均を棒グラフで比較。
  • ネットワーク構造の比較:2期間のネットワークを左右に並べ、構造の変化を見ます。

チーム傾向タブ

チームの平均的な傾向を可視化。「うちのチームは疲労が翌日のやる気に響きやすい」といった方針づくりに使えます(※2名以上の選手データが必要)。

少ないデータでも安定しやすいのが利点: チーム傾向は複数選手のデータをまとめて推定するため、個人ごとのネットワークほどデータ数がなくても安定した結果が得られます。1人分では日数が足りない場合や、導入して間もない時期は、まずチーム傾向から眺めるのがおすすめです。

特徴レーダータブ

選手のコンディション変数とGPS指標(TOP・B1のみ)を、チーム内または全チームの平均・標準偏差で標準得点(T得点)化し、レーダーチャートでその選手の特徴をまとめて表示します。

  • 比較基準:チーム平均/同ポジション平均/過去の自分と比較できます。
  • GPSの集計:試合・練習を分けて確認できます。
  • 選手を選んで「特徴レーダーを開く」を押すと、選手詳細ページの「この選手の特徴」に表示されます。
ネットワーク図(ネットワーク分析・2期間の比較・チーム傾向の3タブ)の読み方は次の章で徹底解説します。 → ネットワーク分析の読み方へ

運営・管理メニュー

招待・名簿・項目設定・データ出力・ユーザー管理など。

メニュー内容
選手招待未登録(黒)/登録済み(緑)のバッジで進捗をひと目確認。「招待コード発行」→「URLコピー」で招待URLを本人に直接渡します。コードは24時間有効・1回のみ。期限切れは「再発行」で新しいコードを(旧コードは無効化されます)
選手管理(ロスター)選手の登録情報・チーム所属を管理。選手プロフィール(ポジション・身長等)の編集はこの画面に一本化されました(選手本人の画面は閲覧のみ)。入学年度を登録すると、入学前のGPSデータは分析から自動で除外されます
要確認確認が必要な選手・データの一覧。個人内基準のコンディション悪化アラートも表示(→ 要確認選手)。GPS取り込み時に自動マッチできなかった選手名の表記ゆれ(例:「ヤマダ タロウ」と「山田太郎」)もここに並び、正しい選手を選んで「同一人物として統合」すれば以後は自動解決。体験生など登録外の人物は「別人(スキップ)」で除外します
項目設定チーム独自のコンディション入力項目を設定(練習前/後・必須/任意を指定)。回答形式(1〜100スライダー/「ある・なし」の2択)と単位も指定できます。使わなくなった項目は削除より非表示が安全(過去データを保持し、いつでも再表示できます)
データ出力コンディション/GPS/メディカル/IDP/リハビリ/トレーニング/試合/スケジュールの8種のデータセットを、期間を選んで CSV(BOM付きUTF-8。Excelで開いても文字化けしません)/PDF(レポート形式)で出力。サイドバーの表示チームで絞り込まれるため、全チーム分が必要なときは先に「全チーム」へ切り替えを
GPSデータ GPS連携チーム毎朝自動で取り込み(「今すぐ取り込み」で手動実行も可)。走行距離・スプリント・急加速/急減速・HIR・Impact など19種の指標で、チーム平均トレンド・選手別比較・日次テーブルを確認。デバイスの充電切れ等で欠測した日は手入力・編集で補完でき、CSV出力にも対応。コンディション概観と同じく生値/z得点/ステンの表示切替に対応(復帰間近の選手が本人の平常値にどこまで戻ったかの判断に便利)
チーム管理チーム名・ロゴ(png/jpg/webp・5MBまで)と配色テーマをプリセットから選んでアプリ全体(背景・サイドバー・アクセント色)に適用できます(既定は Odonata ロゴ配色)。参加大会を大会マスタに登録しておくと、試合登録フォームで選択式になり表記ゆれを防げます
ユーザー管理 管理者コーチ・スタッフ・管理者用の招待コード発行と権限管理。スタッフは招待時に許可した機能だけがサイドバーに表示される機能制限を設定でき、「コーチ+管理者」のような追加権限も付与できます。最後の管理者は削除・権限剥奪できません(ロックアウト防止)。招待コードは本人にのみ直接渡してください

ネットワーク分析の読み方

ロゴそのものがネットワーク図——Odonata の象徴です。ふつうのグラフは「1つの指標の動き」を見ますが、ネットワーク分析は 「どの指標が、どの指標に、どう影響しているか」を図にします。

丸(ノード)=1つの変数、線(エッジ)=変数どうしの関係。

図の見方:3つのポイント

① 丸の色 = 変数の種類

青:コンディション(睡眠・疲労…)
赤:GPS負荷(走行距離…)
橙:合成変数(スプリント系…)

② 線の色・線種 = 関係の向き

青の実線:正(片方↑でもう片方も↑)
赤の破線:負(片方↑でもう片方は↓)
色に加え実線/破線でも区別/数字が大きいほど強い

③ 線の太さ = 強さ

太い線・大きい数字 = 重要
閾値スライダーで弱い線を隠せる
要点だけ残して見やすく

最重要:2種類のネットワーク(タブ)の違い

結果には2つのタブがあります。意味がまったく違うので、必ず区別してください。

TEMPORAL

時系列関係(先行関係)

=「昨日 → 今日」 矢印に向きがある

A → B「昨日の A が、今日の B を予測する」という意味。時間的な先行→後続の関係で、他の変数やB自身の昨日の値の影響を取り除いて推定しています。

疲労 → やる気)… 昨日の疲労が高いと翌日のやる気も高まる傾向
走行距離 → 睡眠の質)… よく走った翌日は睡眠の質が下がる傾向

自己ループ(自分へ戻る矢印)=「昨日の状態が今日まで持ち越されやすい」持続性。
注意:「予測」であって、必ずしも「原因」ではありません。

CONTEMPORANEOUS

同時相関(相関関係)

=「同じ日のつながり」 向きは意味を持たない

線で結ばれた2つの変数は、同じ日に一緒に動く(連動する)ことを表します。「どちらが先か」は問わず、お互いに関連しているという意味です。

疲労 ─ 筋の張り)… 疲労が高い日は同じ日の筋の張りも強い
やる気 ─ 不安)… やる気が高い日は同じ日の不安は低い

ポイント:図に矢印の頭が描かれても、このタブでは向きは無視してOK。「線がある=同じ日に関係している」とだけ読みます。

時系列関係(先行関係)のネットワーク図
時系列関係。矢印=「昨日 → 今日」の先行関係。
同時相関のネットワーク図
同時相関。線=同じ日に一緒に動く関係。

どう活用する?

知りたいこと見るタブ
前日のトレーニングが当日のコンディショニングにどう影響しているか時系列関係
その選手はどういった状態になりやすいか同時相関
イベント前後(例えば怪我前後や目標設定前後)でどう違うか2期間の比較
そのチーム全体は平均してどんな傾向があるかチーム傾向

ユースケース:図から対策へ

「こういう図が出たら、こういう傾向 → こんな対策」という読み解きの例です。

CASE 1 高負荷 → 睡眠悪化 → 疲労、の悪循環を見つける
走行距離 睡眠を下げる 睡眠の質 疲労を高める 疲労
こんな図が出たら
時系列関係タブで 走行距離 → 睡眠の質(負)と 睡眠の質 → 疲労(負)が両方つながっている。
わかること
よく走った日の夜は睡眠の質が落ち、睡眠が悪い翌日は疲労が高まる。高負荷練習が「睡眠悪化 → 疲労蓄積」という悪循環の入口になっている可能性。
考えられる対策
高負荷日の夜はリカバリーを重点化(就寝ルーティン・補食・入浴・カフェイン制限)。高負荷を連日にしない、翌日のメニュー強度を一段下げる。改善したかを2期間の比較で確認する。
CASE 2 「不安 → 睡眠 → パフォーマンス」の心理的な連鎖を見つける
不安 睡眠時間を減らす 睡眠時間 パフォを下げる 主観パフォーマンス
こんな図が出たら
時系列関係タブで 不安 → 睡眠時間(不安が高い翌日は睡眠時間が短くなる)と、睡眠時間 → 主観パフォーマンス(睡眠時間が短い翌日はパフォーマンスも下がる)がつながっている。
わかること
不安が睡眠時間を減らし、その睡眠不足によってパフォーマンスが落ちる——と本人が感じている状態。からだの負荷ではなく、心理面が睡眠を介してパフォーマンスに波及していることが読み取れます。
対策(コーチ)
何に不安を感じているのかを聞き取ってあげる。個別の面談の機会をつくり、心理的な負担を早めに把握する。
対策(選手)
心理的なサポート(チームスタッフ・専門家など)を探してみる。あわせて睡眠時間を延ばす工夫(就寝前のルーティン、デジタル機器を控える等)を試す。
ここで挙げた関係はあくまで例です。選手によって出る図は異なります。まずは図から仮説を立て、対策の前後を「2期間の比較」で検証する——この往復が使い方のコツです。
結果を信頼してよい目安: ネットワーク分析はデータ量が多いほど安定します。個人ごとの分析は約100日分より少ないと不安定になることがあり、警告が出ます。少ないデータの図は「傾向のヒント」として扱ってください。データが少ないときは変数を3〜5個に絞ると安定しやすくなります。チーム傾向は複数選手をまとめるため、個人ごとのネットワークほどデータ数がなくても安定しやすいのが利点です。なお選手ごとに標準化しているため、図はその選手の中での相対的な動きの連動を表します。

運用モデル:1日・1週間・1ヶ月

「誰が・いつ・どの画面を」の実践パターンです。チームの習慣づくりの参考にしてください。

毎日のリズム

朝(練習前)
選手スマホで練習前入力(1〜2分)。痛みがあれば必ず申告。
コーチダッシュボードで要確認選手とコンディションメモを確認 → 未入力者に声かけ → 必要ならメニュー・グループ分けを調整。
練習後
選手練習後入力(RPE・主観パフォーマンス・振り返り)。
夕方〜夜
トレーナーケガの発生があればメディカルに登録。リハビリ実施分をリハビリ記録に追加。気になる選手にはトレーナーコメント
翌朝
コーチGPSデータの自動取り込みを確認(必要なら「今すぐ取り込み」)→ 前日の負荷をチェック。

週のリズム

タイミングやること
週明けコーチ傷害リスク予測を実行して高リスク選手の要因を確認し、1週間プランで今週の負荷を設計(試合日を考慮)。
週なかコーチ前日の夜にメニュービルダーで翌日メニューを作成・配布(「ステータスで同期」でグループ分けを自動化)。
週末(試合後)コーチ試合にスコア・得点の詳細・出場記録・講評を登録。 選手自己評価と振り返りを記入。
週末選手IDPの週次自己評価(取り組み度・進捗度)を記録。

月のリズム

タイミングやること
月次ミーティングコーチ怪我サマリー試合サマリーで傾向を確認。データ出力のPDFレポートを共有資料に。
個人面談コーチ選手詳細の標準得点レーダーとネットワーク分析で材料を準備 → 面談後にIDPへ目標・面談記録を登録。
シーズン節目コーチ2期間の比較で強化期間の前後を検証。選手管理で名簿・表示設定を整理。

困ったとき(FAQ)

「あれ?」となりがちな症状と対処の早見表です。

アプリ全般

症状対処
ログインできない「パスワードをお忘れですか?」から再設定。「チームに紐付けられていません」と出たらコーチ・管理者に確認。連続失敗でエラーが出たら数分待ってから再試行。
招待コードが使えないコードは24時間有効・1回のみ。使用済み/期限切れは発行者に再発行を依頼。
一覧に選手が出てこない① サイドバーの表示チームを確認 ② 選手管理の表示設定で非表示になっていないか確認。
リスク予測に選手が出ない予測対象はGPSデータのある選手のみ。名寄せが未解決の場合は要確認で処理を。
入力を忘れた日がある選手はコンディション入力の入力日を選び直して遡り入力。コーチの代行入力でも補完できます。
通知の未読が端末によって違う既読状態は端末(ブラウザ)ごとに保存される仕様です。異常ではありません。
グラフが表示されない通信環境を確認してページを再読み込み。オフラインではグラフを読み込めないことがあります。
操作を間違えて保存したコンディション・試合・メディカルなどは再保存で上書き修正できます。「削除」だけは元に戻らないので慎重に。

ネットワーク分析

症状対処
線が多すぎて読めないエッジ閾値スライダーを上げる(強い関係だけ残す)
線が1本も出ないエッジ閾値を下げる/期間を広げてデータを増やす
「データが不十分」と出る期間を長くする(最低10日、目安100日以上)
GPS指標が選べないそのチームはGPS非計測です(コンディション変数で分析を)
結果が安定しない/毎回変わる変数を3〜5個に絞る。データが少ないのに項目を多く選びすぎると不安定になります。まず重要な変数だけで分析し、あわせて分析期間を広げるとより安定します
解釈が難しい結果が頻繁に出る/より専門的なアドバイスを求めたいご希望に応じて、弊社のスタッフが分析結果を吟味し、解釈をさせていただきます。詳しくはお問い合わせください。
変数は「少なく始める」のがコツ: データ日数に対して変数が多いほど推定は不安定になります。最初は3〜5個の知りたい変数に絞り、安定して読めることを確認してから少しずつ増やしましょう。

まとめ:3ステップで読む

  1. どのタブ?「昨日→今日(時系列)」か「同じ日(相関)」かを確認。
  2. 色は? 線が青(実線)=一緒に増える/赤(破線)=逆。丸が青=コンディション、赤=GPS、橙=合成変数。
  3. 強さは? 太い線・大きい数字が重要。閾値スライダーで要点を絞る。